/R/ ついに降臨!無終汁車高調▼
地元のミニサーキットのALTを走り始めて早三年が経とうとしていたのですが、
最近タイムアップどころか、三年前のタイムに逆戻りすると言う忌々しき事態に陥っており、
もうサーキットを走るのは辞めようかとまで思っていました。
が、ここで引き下がっては漢が廃ると考え、
カンフル剤として車高調を装着することにしました。
これで駄目なら、もう本当にサーキットとはおさらば、という排水の陣です。
そんな訳ですから装着する車高調は、半端な物は選べません。
っというか、あんな高価な物をポイっと買えるほど財布の紐は緩くありません。
あれやこれや色々悩んでいると、あるとき不意に
「ZEALのSUPER FUNCTIONにしなさい。」
と天の声が聞こえてきました。
ZEALとはブレーキ関連で有名なENDLESSの別ブランドで、
SUPER FUNCTIONはそのZEALの車高調のトップグレードです。
しかしZEALの車高調(以後「汁足」)…というかパーツをつけている人なんて、
少なくとも自分の周りには誰もいないし、
ENDLESSはブレーキパッドメーカーというイメージしかないし…。
と悩んでいると、更に
「青いよ。」
と天の声が聞こえてきたので、汁足を購入することにしました(爆)
とはいっても、汁足にはDAの設定がありません。
通例としてEF用を流用する手がありますが、
EFのサスペンションは、フロントはDAと共通ですが、
リアの長さがDAよりかなり短い為、これを流用すると、
リアは常に最大長の設定にしなければならなくなり、
車高調の意味が無くなってしまいます。
そういう訳で、とりあえずDC2用を、
下部ブラケット部分のみEF用にして売ってもらえないか、
駄目元で問い合わせたところ
「EF用をリアのストロークだけ仕様変更すれば付きます。」
と単純明快で適切な回答をいただけたので、早速そのプランで発注。
本体価格(\185,100)に仕様変更代(\10,000)と消費税で、締めて\194,355。
実に20人の諭吉さんが犠牲になりました(汗)
そんなわけで、発注から待つこと1週間ほどで無事商品が到着。
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ちゃんとDA6用になってます。 |
早速取り付けたのですが、いくら仕様変更したとはいえ、
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リアの足。 純正形状と比べると、明らかに小さい。 ・・・というか、本当に仕様変更したの?(汗) |
やはり元がEF用の為か、リアがベタ落ちしました。
流石にコレでは普通に乗っていてもマフラーを擦りそうだったので、
早速リアの設定を変更。
車高調なんて弄ったことが無かったので、
取り付けより、こっちの調整の方が苦労しました(苦笑)
まぁ、なにはともあれ取り付けは完了したので、早速インプレですが、
街中ではそれほど変化を感じませんでした。
確かに交換後初めてのバンプや交差点をぬけるときは、「おっ!?」と思いましたが、
その後は気になるほどのこともありませんでした。
但し、これは悪いというわけではなく、
前の足から比べて、バネレートが倍近くになっているにもかかわらず、
街中で変化を感じさせないわけですから、相当乗り心地が良いということです。
で、肝心のサーキットでの感想ですが、正直はじめは良いものではありませんでした。
交換後、ホームコースのALTで初めて走行した時は、
車の動きもタイムもほとんど変わらず、
「なんだ、やっぱり悪いのは自分の腕だったか…。」と落胆したのですが、
後日、四輪NEWネオバ(AD07)に履き替えて走行したところ、
劇的な変化が起こり驚かされました。
今までが嘘だったかのように、各コーナーをスイスイと曲がっていきます。
まるでマグ○ットコーテ○ングでも施したかの様な変わり様です。
もちろんNEWネオバの恩恵もあると思いますが、それを差し引いても、
今回の足の効果は充分です。
つくづく、車はバランスだと感じました。
更に減水力調整も試してみましたが、これも違いがはっきりとわかりました。
前の足では、間違えて左右バラバラの設定にしていても気が付かない程でしたが、
汁足は違います。
1段階の調整でしっかり変化しました。
今まで、”足のセッティング云々”という話を聞いてもピンときませんでしたし、
『本当にそんなに変わるの?』と思っていましたが、
汁足のおかけでそれも納得でききました。
ここまで誉めると、ヘタな通販番組のようになりそうですが、
それぐらいの変化はあったという事です。
20万の出費はかなり痛いですが、
今までの自分のように、中途半端なものに無駄にお金をつぎ込むより、
高くても方向性のはっきりした良品を購入した方が、
経済的だと感じさせられました。
そんな訳で今回のプロジェクトは、車の性能は上がるは、
色々と勉強になるはで、満足度◎で終了です。
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