/R/ いくぜ!Rウィング装着 ▼
Myインテは購入時から純正フルエアロの状態だったのですが、
前々からリアスポイラーは、もう少しインパクトのあるものに変えたい思っていました。
DAインテ用の社外リアスポといえば、真っ先に思いつくのがHIROの物ですが、
結構つけている人はいますし、絶版のレア品ということで、個人売買などを入念にチェックしても、
滅多に見つかりませんし、
見つかったとしてもかなり高額な値段となってしまっていることがほとんどだったので却下。
他は・・・と調べてみたところ、無限や海外製?のものが少し見つかったのですが、
どれも結局簡単に手に入るものでは無いため、どうしたものか・・・と悩むところで終わっていました。
が、ここ最近の益々のDAのパーツ不足事情と周囲のDIYの兵達の影響から、
「エアロなんざ、台座と穴さえあれば何でもつく。」という考えになってきたので(苦笑)、
他車流用と言う形で再検討してみる事にしました。
最初、以前ランエボのリアスポをつけたDAをネット上で見たことがあったので、
エボ4とかのリアスポをDAに付けたら面白そう(笑)・・・と探してみたのですが、
オークションではヘタな社外品が買えるほどの値段がついていたので、却下。
他にシルビア用の社外品だったり、RX-7用だったり色々考えたのですが、
どれもマッチングが怪しかったので断念。
で・結局めぐりめぐって何を選んだかというと、皆さんご存知のインテグラ TYPE-Rのあの羽。
なんだか色々渡り歩いて、結局故郷にたどり着いたような感じです(苦笑)
まぁDAとDCでは型そのものが違いますが、おおよそのスタイルは同じですし、
車幅もそれほど差があるわけではないと思ったので、コレに決定して、
早速Yahoo!オークションで捜査を開始。
事故車両と流行のGTウィングの恩恵を受け(?)、市場では結構タマ数があったので、
色々粘った末に\7,500で落札。
当時の相場が大体\10,000前後だったので、結構お得な感じだと思います。
まぁそのぶん程度は酷かったですが、どのみち流用するものなのでコレぐらいで充分でしょう。
そんな訳で前フリが長くなりましたが、
今回はMyインテにインテグラ TYPE-Rのリアウィングを取り付けることにしました。
前述の通り物は手に入ったので、しばらく「ほぅ、これがあのTYPE-Rの・・・」と堪能した後(苦笑)、
早速取り付け作業に入ります。
こんな感じでペンでマークをつけて、あーだーこーだーと位置決め。
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ちょっと離れて、全体像もしっかりチェック。
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まず初めにやる事は、ウィングの位置決め。
今回取り付けるインテグラ TYPE-Rのリアウイングは、
当然ですがDCインテグラ用であって、DAインテグラ用ではないので、
取り付けるための穴を開けないといけません。
そのためその穴を開ける位置を決めるために、実際にウィングを車に合わせて、
どの辺りに取り付けるのか決めます。
・・・のですが、Myインテには純正のリアスポが付いているので、まずこれを取り外します。
純正のリアスポは左右2個づつ、真ん中1個のナットで固定されていて、
一応両面テープでも付いているようですが、
年代物のDAでは劣化していて気づく事も無いです(苦笑)
真ん中のナットはハッチの内装を剥がさないと、とれません。
これはネジクリップとツメで止まっていて、クリップを全部外してから、
上に押し上げるようにツメを外すと取り外せますが、
くれぐれも無理矢理やって割らないように気をつけてください。
あとハイマウントランプのカプラーもついているので、これも忘れずに取り外します。
ハッチの内装はどうせ後で剥がさないといけないので、そのままにしておきます。
純正のリアスポが取り外せたら、
次はRのウィングを取り付ける座面の辺りにガムテープか何かを貼り付けます。
これは位置決め中にボディーを傷つけない用にするためと、
位置決めのマークを書くためにやりました。
後はひたすら納得の行くまであーだこーだと位置決めをします。
ここで間違えると、もう後で収拾がつかなくなるので、
純正のリアスポの穴を基に、定規やメジャーを使って位置を測ったり、
テープで仮固定して遠目で見てみたりと、
自分はこの作業だけで1時間以上かけた気がします。
ビビったら負け!一発勝負でウィィィーン!!(苦笑)
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納得のいく位置が決まったら、次はついに恐怖の不可逆加工の穴あけです。
今回は相手が鉄の板なので、流石に素手で挑むのは無謀なため(苦笑)、
父上の電気ドリルを導入しました。
家の父上は結構日曜大工をする人なので、こういうときの工具には事欠きません(感謝)
ドリルにつける刃は、目的の穴から小・中・大と3段階分くらい用意して、
小さい穴から少しずつ大きくしていった方が無難です。
大きさにもよりますが、いきなり目的の穴をあけようとすると、失敗しやすいです。
自分は失敗する途中でそれに気が付いて、そうしました(苦笑)
それからコレは位置決めの時点で注意しないといけない事なのですが、
穴をあける位置の裏側に、配線や傷ついたらいけないような物が無いかチェックしておいてください。
自分の場合、奥の穴がどうしても骨組みの裏になってしまったのですが、
それを避けようとすると、装着位置がかなり不自然になってしまうので、
しぶしぶそこにあける事にしました。
これは悪い例(恥)。 ちゃんとマスキングしなかった為、穴の周囲が傷だらけ。
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無事穴があいたら、今度はそれのバリ
(穴を開けるときに出来たササクレ)
取りと純正のリアスポの穴塞ぎです。
表面のバリ取りは、金属用サンドペーパーの100番くらいのから、段々に目を細かくして削り、
裏はスペースの関係で、電動ドリルに砥石をつけて荒削りしました。
表のバリ取りをする際は、不要な部分まで削ってしまわないようにしっかりマスキングをします。
ここで手を抜くと、後できっと痛い目をみます・・・・・自分がそうでしたので(苦笑)
純正のリアスポの穴は、裏側にガムテープを貼り付け、
Rウィングの補修用に買ったパテを表から穴に押し込んで埋めましたが、
この方法は最終的にあまり上手くいかなかったので、オススメできません。
表からパテを盛ると、どうしても不要な部分にまでパテがついてしまうので、
裏からパテを押し込んで、表側に漏れ出したのを拭い取った方が、上手くいきそうな気がします。
でもあまりこだわらないのなら、後で純正に戻す可能性も考えて、
カッティングシートで簡単に塞いでおいた方が正攻法です。
さて、ここまでくれば、いよいよ取り付けとなるのですが、
自分が手に入れたRウィングは、まんまのチャンピオンシップホワイトだったので、
Myインテにあうように黒に塗装しないといけませんでした。
塗装はショップに頼もうかとも思ったのですが、
せっかくだったので自家塗装に挑戦してみました。
しかしこれが全ての苦難の始まりで、納得・・・というより妥協が行くまでに、
2ヶ月と5本のスプレー缶を費やす事になりました(苦笑)
そんな訳で、塗装はお世辞にも成功したとはいえないので、これに関するレポートは省きますが、
参考までに失敗から得られた教訓を箇条書きで上げておきます。
自家塗装の道は、長く険しく・・・。
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1.たかが色つけされど色つけ。
2.プロに頼んだ方が利口だと心得よ。
3.自信がなければ、多少恥ずかしくても、店頭の実演ビデオを入念にチェックする。
4.全工程において、納得のいくレベルにまで仕上げてから次の工程へ行く。
5.後で上手く誤魔化す・・・は基本的に通用しない。
6.作業は人目につかない裏側を使って、しっかり練習する。
7.塗装は、風の無い気温の低い日をじっと我慢の子で待つべし。
8.磨き作業は、車に仮付けした状態で行うと楽。
9.焦りは禁物、気長に時間をかけて少しづつ丁寧に仕上げていく。
以上(苦笑)
さて、リアスポの塗装でかなり時間を取られましたが、
なんとかそれも終了して、ようやくまちにまったRウィング装着です。
穴あけの部分でも少し触れたように、今回自分が取り付け用にあけた穴は、
丁度裏側の骨組みに隠れるようになってしまっいて、
左右2箇所あるうちの手前は、なんとか頑張ればナットを噛ませられるのですが、
奥のほうやどうやっても無理そうだったので、
針金で上手く引っ掛ける処置だけして、ナットは取り付けないことにしました。
本当なら骨組みそのものにも穴をあけて、
ちゃんとナットを噛ませるべきなのでしょうが、
ナットとソケットが通るような大きな穴をあける気力がなかったので、辞めました。
ちなみにこのボルトにナットを取り付ける作業中、
難儀な場所の作業の為、ナットをリアハッチのピラーの奥に落としてまいましたが、
ピラーの内装を剥がすとある小さな穴を駆使して、なんとか救出できました。
コレは結構多くの人がやるミスの様なので、救出のコツを少し書いておきます。
ナットがピラーの中に落ちた場合、
こんな感じでべっとりコーキング。
どうせ隠れるところなので、見栄えは無視(苦笑)
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運がよければ、リアハッチをゆすったり走行中の振動でカラコロと戻ってくるのですが、
そうでないばあいは、上から強力粘着テープを先に巻きつけた針金を差し込んでおき、
ピラーの内装を剥がしたところにある小さな穴を覗き込んで、
ペンライト等をつかってナットの位置を把握し、
ラジオペンチ等で上手くそれを捕まえて、できるだけ穴の手前まで引き寄せ、
前もって差し込んでおいた針金の先に、落ちたナットを貼り付けて引き上げると、救出できます。
ナットの取り付けが済んだら、あとは防水&ナット緩み対策として、
ナットの上からコーキングします。
これはやってしまうと簡単に取り外しが出来なくなってしまいますが、
逆に簡単に外れてしまっては困るので(苦笑)、
自分は「これでもか!?」と言わんばかりに、しっかりシール剤を盛り付けました。
もちろん奥のナットをつけなかった方の穴は、防水に加えて固定という役割も担ってもらうために、
更にしっかりシール剤を盛り付けました。
コーキングもしっかりしたら、後はグラつきがないか等、各部の点検を行い、
はずした内装を元に戻し、
個人的なところで、自分の車のトレードマークとして愛用している、
逆三角形のDANGERステッカーも忘れずに真ん中に貼り付け(苦笑)、
ようやく念願のRウィングの取り付け完成です。
そんなわけで、完成図は以下の画像のようになりました。
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後ろから:流石にちょっと幅があってない感じ・・・(汗)
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横から:コレは個人的になかなか見れるので満足。
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どんな感じでしょう?
まぁ、多少幅が合っていないので、後ろから見ると少し違和感がありますが、
本家
(インテR)
も結構似た感じなので、良しだとおもいます。
それより何より、やっぱりDAにこの羽を付けている人は少ないと思うので、
その辺の優越感というか独創感が、かなり個人的に満足度大です。
更に完全にドレスアップとして取り付けたパーツですが、
このRウィングは、鈴鹿の130Rの曰く
(インテRのテスト中、無装着でスピンした・・・らしい)
がある代物ですから、実用的な性能面でも意外に機能を発揮してくれそうで、頼もしい限りです。
さて、今回のプロジェクトは塗装関係の部分を無視すれば(苦笑)、
かなり満足度の高いものでした。
自分はたまたまインテRのウィングをチョイスしましたが、
世の中にはこれ以外に数多くのウィングが出回っていますし、
そういったものの中には、もっとDAにマッチする物もあると思うので、
興味のある方は是非探してみてください。
そんなわけで、今回のプロジェクトは、
(くどいですが塗装意外は・・・(苦笑))
大満足という結果で終了です。
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