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//「クイックシフト」プロジェクト▼

10年落ちのMT車ともなると、流石にシフトフィーリングが悪くなってきます。
更に自分はインテに乗るまで、 父上のカローラ(MT)でカーライフをおくっていたせいもあって、 このフニャフニャして、 (もともと、HONDA車のMTにはそういった感じの特性があるらしいのですが・・・) 入っているのか、入っていないのかハッキリしないシフトフィーリングには少々不満があります。
思い切って、ミッションやクラッチのOH(オーバーホール)をしたいところですが、 それには流石に予算が追いつきません。
そういう訳で、 予てからの計画でもあった「ショートストロークシフト」の導入を今回決行する事に決定しました。
ただ、ショートストロークとは、 基本的に支点と力点の操作によってシフトワークの距離を短縮するものですから、 根本的にシフトフィーリングを良くするのとは目的がちがいますし、 むしろストロークを短縮する分、フィーリングは悪化するほどです。
「じゃあ、何故わざわざそんな導入するのか?」と聞かれたらそれまでですが、 まぁ、多少なりとも自分の車に愛着のある方になら解って頂けるような、他愛も無い理由です。
ようは「ダメでもいいから、ちょっとやってみたい・・・」的心境といったところでしょうか・・・・・。

さて・事が決まれば、後は物を揃えて行動に移すのみ、 まず必要なのは、何といってもDA6用ショートストロークのパーツです。
とは言っても、これまた流石十年落ちの車なのでショップの店頭においそれとは並んでいません。
とりあえず、行き付けのショップに発注をかけて1週間待ちの後、\25,000にて入手。
たかだか30センチほどのアルミの棒によくまぁそんな大金を出したものだと、 つくづく自分の愛車馬鹿に感心しながら、 更に今回は、全ての作業を自分でする事に決めていたので、 車体をジャッキアップした後に固定する、ウマを\6,000にて購入。
これだけお金出せば、きっとショップで取り付けやってくれるよなぁ・・・などと思い、 またまた自分の愛車馬鹿ぶりに感心しました。

で・ざっと物が揃ったので、早速取り付け作業開始です。
そうは言っても、自分はまだ免許を取って1年も経たない初心者で、 車の下に潜るどころか、ジャッキアップすらまともにした事がありません。
しかも更に質の悪い事に、今回取り付けるショートストロークは、 マフラーを取り外さなければならないは、ロッドを切断しなければいけないはで、 いくらなんでも、素人には無理な作業です。
で・工具セットを持って車の下に潜ってから約半日ほどして、 「コリャどうあがいても、俺ひとりじゃ無理だぞ・・・」と、 ようやくその現実を実感。
その頃には日も暮れかかってましたが、 どうにもこのままほかっておくのはシャクだったので、 そのまま例のレビンの自動車屋さん「T自動車」に直行しました。
本来「T自動車」も車検業務を請け負うイッパチの自動車屋さんですから、 ショートストロークのような正規外の部品の取り付けなど、 おいそれとやってはくれないはずなのですが、 そこは流石、私が一目置いているお店です、 いつもお世話になっている営業のお兄さんに、 店の敷地の端から物憂げな視線を送っていると、 すぐに近寄ってきて用件を聞き入れてくれました。
とは言え、今回は正規外のパーツ取り付けな上に、 自店以外で買った車に手を加えるのですから、そうそう堂々と出来るものではありません。
作業は定時を過ぎて、一般の整備士の方が上がられてから、その営業のお兄さんが 穏便に行なってくれる事になりました。
営業の方とはいえ、流石に車を扱いなれてます、 馴れた手つきでドンドンと作業が進んでいくので、 自分も何か手伝いをしようと横で控えてましたが、出る幕が全くありませんでした。
それでも今回は、自分の車が整備される過程を間近で見る事が出来たので、 とても勉強になりました。
しかし本当に「T自動車」にはお世話になりっぱなしですね。
「本当はウチで売ったものじゃないし、 定時過ぎに客の車をいじるのは禁止されてるんだけどねぇ・・・」
等と愚痴をこぼしながらも、 手を抜く事なく確りと、しかも無料で取り付け作業を行ってもらい、 感謝の言葉もありません。
作業終了後
「どうもお世話になりました、 12月の車検の時には、ちゃんとお金持ってお願いにきますから、その時はよろしくお願いします。」
と頭を下げて、 無事ショートストロークの取り付けが完了したMyインテと「T自動車」を後にしました。

ドライビングインプレッション・・・
さぁ、取り付けも終わった事ですから、早速そのフィーリングの変化を堪能しようと思います。
シフトワークのストロークは、確かにショートというだけあって短くなりましたが、 格段にと言うわけではなく、今までよりもほんの少しだけと言った感じです。
で・ストロークが短くなった事によって、 悪くなるだろうと予想されていたシフトフィーリングですが、 これが意外に前よりも気持ちのいいものになりました。
純正シフトがロットとの間にゴムを噛ましてあるのに対して、 今回装着したC'sのシフトは鉄のワッシャーがそれに変わった為だと思いますが、 以前のフニャフニャした感じがなくなり、コツコツと切れのいいものになりました。
ただ、どうも材質が鉄からアルミになり、 さらにストロークを稼ぐ為にロット周りが以前よりもヒートプレートに接近したせいか、 かなり金属部分が熱を持つようになり、 強度の低下も感じられます(一部の情報で、根元から折れてしまった人もいるらしい)。 まぁ、熱に関しては、 直に車の温度が実感できるセンサーが付いたと思えばそれはそれで面白いですし、 強度についても、出来るだけやさしいシフトワークを心がければ、 それほど問題はない事だと思うので、 今回のプロジェクトは、全体としてはまずまずの成果だった思います。

わずかに見える金属部分が、黒ではなくアルミの銀色なのに注目。 取り替えた後に残った純正パーツ。上から「切り落としたロットの先」「純正シフト」「ネジ類」です。


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