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// 真っ直ぐ進め!プロジェクト▼

納車当時からちょっとに気になってることがありました・・・・・。
Myインテが真っ直ぐ進んでくれません、そう・・・ちょうどハンドルを右に15度ほど傾けないと直進してくれないのです。
ステアリングが純正からイタルボの小径に変えられていたので、 その装着が上手くいっていないためだとしばらは思っていたのですが、お世話になってる自動車店さんに診断してもらった結果、 どうもそんな穏やかな理由ではないとのことが判明しました。
「ああ・・・この車、右側をガツンとぶつけてるねぇ・・・。」
ふむ・・・事故車ということは見当ついていたのですが、そうなると真っ直ぐ進ませるのはちょっと訳解です。
ぶつけてるということは、フレームが歪んでいるか足回りがやられていると言うこですから、 対処するならそれらほぼ全てのパーツを交換しなければならないことになります。
さすがの私も、Myインテにそこまでの出費をしてあげられるほどリッチではありません。
とは言え真っ直ぐ進んでくれないのは少々不便です、特にバックで車庫入れする時などはかなりのテクニックが必要です。
さて、どうしたものか・・・・・・・・・・・・・?
ちょうどその頃ちまたで流行っていたのが例の「ホイール・アライメント」、要するに車輪角度の調整です。
と・言うことで、これのチェックと修正を地元のカーショップで行っていたので、 気休め駄目もとでMyインテを頼んでみることにしました。
車に多少なりとも興味がある方なら、雑誌などの片隅で「ホイール・アライメント」の文字を見かけたことががあると思います。
このホイール・アライメントというのは、簡単に言うと自動車の車輪の取り付け角度のことで、 車の特性や走りの目的に合わせて「キャンバー」「トー」等細かい設定があり、 これらが正常でないと「ハンドルの振動」「タイヤの片減り」「ハンドルが取られる」といった症状がでます。
今回私がお世話になったカーショップは、測定代が\10,000で調整一個所につき\2,500というお値段、 測定代が少々気になりますが、ほぼ標準的なものだと思います。
で・測定と調整が終了して、お店の方から4ホイールアライメント レポートなるものを修正前後それぞれ頂きました。

修正前↓

修正後↓

!)上記の二つの画像はかなりのサイズな上にあまり意味も無いので、興味のない方は無理に表示されるまでお待ちにならないで下さい。

店員さんが言うにはMyインテは確かに左に曲がる気があるらしく、 上の表からも解るように車の直進性を左右する「スラスト・アングル」にズレがあり、 特に後輪のトーとキャンバーにはNGの結果が出ていました。
残念ながら、アライメント修正というのは基本的にトーのみしか行えないらしく、 キャスター等は手を加えることが出き無いとのこと、 ですがそれでも修正後の表を見ると確かに改善されているのが解ります。
まぁ、後輪のキャンバーが悪化しているのはご愛敬ということで、 左右のトーのシワ寄せのようなものですから、仕方が無いでしょう。
で・数字の上では改善が証明されたので、今度は運転した実感を調べるために帰路を少し遠回りしてドライビングテストをしてみました。
感じは良好、確かにまだハンドルから手を放して車を走らせると左による癖はありますが、 少なくとも前のように直進するためにハンドルを傾けなければならないと言うことは無くなりました。
部品の総替えをすることに比べればなかなかの効果、今回は出費相応といったプロジェクトだったと思います。
「ハンドルの振動」「タイヤの片減り」「ハンドルが取られる」等、気になる点がある方、懐に余裕があるなら「ホイール・アライメント」のチェックを一度お試しあれ。


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