/R/発生!HKS産毒キノコ ▼
運転日記のページで書きましたが、最近MyインテのVTECに疑問符が付き出しました。
具体的に言うなら、ハイカム時のサウンドの物足りなさや、ピークパワーの低下です。
原因は特定できませんが、このまま黙って我慢して乗るというのは、どうにも納得いかなかったため、今回とうとう待望の吸排気系に手を出すことにしました。
そもそもHONDA車というのは、純正の状態で絶妙なバランスを持って設計されている為、よっぽどのものでなければ、パワーアップは望めません。
むしろ組み合わせによっては、パワーダウンすらし兼ねない代物のため、HONDA車の吸排気チューンは純正ベースが最良、それらを無視したむき出しのエアクリやデカ口のマフラーなどは×・・・と言うのが、定説なのです。
そこで、今回自分が選んだのは、HKSパワーフローとタナベのGメダリオン。
通称「毒キノコ」と、DA6に付く市販マフラーでは大口の物・・・・・つまり、上で言っている定説を完全に無視した組み合わせです(爆)
「おいおい!」と突っ込まれるのは当然かもしれませんが、車をいじることに楽しみを覚えている人間としては、むき出し系のエアクリは一度は通りたい道ですし、マフラーも明らかに社外品!とわかる、インパクトの強いデカ口のが見た目や音が派手で、交換の実感を持てると思ったので、多少のリスクを覚悟で、これらの購入を決定しました。
毎度の事ですが、年代物のMyインテ適応のパーツですので、そうそう在庫がある訳が無く、地元のショップで発注をかけることにします。
まぁ、軽く2週間くらいかかるだろう・・・と思い、給料日から逆算して1週間ほど前に発注をかけたのですが、意外な事にそれからわずか3日後にショップから連絡が入ったので、その週のお休みに必死の思いでそこら中の銀行からお金を掻き集めて、なんとか物を引き取りました(苦笑)
余談ですが、届いたメダリオンの箱が畳1畳ほどの大きさだったのには、驚きました。
まぁ、中身だけばらしたらそれほど大きくなかったので良かったのですが、「箱ごと持って帰って」とショップの人に言われてたら、まずMyインテには乗らなくて、大変だったでしょうね・・・(笑)
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これが取り外したエアクリ。
さすが純正だけあって、確りしたつくりですね。 |
さて、物は手に入ったので、早速取り付けです。
が、商品を引き取った当日はこれ見よがしに強風だったので、とりあえず手ごろにできそうなエアクリの交換だけすることにしました。
作業の内容自体はきわめてシンプルで、単純に純正のエアクリボックスを外して、キノコに付け替えるだけだったのですが、これが意外な所で落とし穴にはまりました。
落とし穴といっても、それほど凄い問題ではないのですが、要するに部分部分でクリアランスの調整が上手く行かずに、あっちをはめるとこっちがズレて、こっちをはめるとあっちがズレる・・・的な事に苦しんだのです(幼稚)
根本的理由に、不精して吸気ダクトの後部を外さずに作業したのが全ての原因なのでしょうが、おかげで取り付け作業は3時間以上(平均値の約3倍)もかかりました(汗)
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ボンネット内に収まった、HKSパワーフロー。
その姿は正に、エンジンルームに発生した毒キノコのごとし!(笑) |
そんなこんなで何とかエアクリの取り付けが終了したので、早速インプレッションです。
まず、各方面から指摘されていたアイドリングの不安定化や、下でのパワーダウンは思っていたほど感じられず、馬力は体感的にちょっくら上がったかな?・・・といった感じです。
でも、それより何より、キノコ型エアクリの特徴でもある吸気音!
これはアイドリング状態で耳を澄ませると「コシュー」っという、ダースベーダーを連想させるようなサウンドが聞こえ、さらにハイカムに切り替わってからは「!?」と思う轟音になりました。
この音には流石に驚かされ、「何処かジョイントが外れているのでは?」と、走行中に何度か駐車場でボンネットを開けてチェックしたほどです(笑)
まぁ、そのおかげでVTEC本来の高らかなエンジン音はかき消されてしまう結果になりますが、もともとハイカムサウンドが物足りなかったMyインテにしてみれば、この明らかに「カムにのる」のが解る爆音が聞こえるようになったのは、○だと思います。
そんな訳で、吸給排気交換のうち、吸気側はこれで終了。
半分終わった時点での感想は、多少パワーアップにおいて不満はありますが、B16A(Myインテのエンジン)はNA(天然吸気)ですので、しかたないとすれば、まず期待通りといったところでしょうか?
残ったマフラー交換については、けっこう大きな作業となりそうなので、また後日予定を立てて取り組もうと思います。
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